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help RSS 自閉症児との暮らし

<<   作成日時 : 2008/06/20 07:56   >>

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我が家は毎日、毎週ほぼ規則正しく、同じ曜日の同じ時間は同じような事をしている。自閉症児は変化をあまり好まない傾向なので、長男にとってはそれ(いつもの生活)が安らぎだったりするのだ。

とはいえ、体を動かす事も彼にとっては大事だ。脳の指令が各神経にうまく伝わるよう発達を促す作用が有るという。三輪車やプール、アスレチック(家ではジャングルジム)など、下腹部や全身の運動もなるべく取り入れるようにしている。実際、三輪車に乗るようになってからは便通も少し改善された。それまでは非常に頑固な便秘で、2歳になる前からずっと下剤を服用していたのだが、コンディションの良い時は薬の量を少し減らせるようになってきた。

人間(動物)は、脳から神経を伝って、各系統に信号が送られるようになっているけれど、健常者は極く自然にそれが行なわれていて気が付かないものだ。
長男は、歩く事、走る事はそれなりに出来たが、2歳、3歳と成長しても、物をしっかり掴んだりするのが苦手であり、ピョンピョンとジャンプする事なども出来なかった。

現在は、障害児専門の小児科や、市立の療育施設(障害児のための保育園のような所)へ通ったり、家で嫁さんが教えたりして、ジャンプも、鉄棒(ぶら下がる程度)、ジャングルジムなどが出来るようになった。

今は、尿を溜める練習をしている。上記同様、脳からの指令が伝わらないため、おしっこはちょっとずつしか出なかった。トイレに行っても、以前は数滴しか出なかったのだが、本人も周囲の方々も頑張って、膀胱に溜まっている尿を、ある程度まとめて出す事が出来るようになってきた。でも今年はまだオムツが外れそうにない。来年の夏くらいには自立させたいと思うが、先の事はまだ分からない。

こんな家庭なのだが、それなりの幸せを感じている。長男は世間を知らないのでとても無垢な部分がある。童謡が好きで、機嫌が良い時はいつも何か口ずさんでいる。音感も良い。言葉は出鱈目だがメロディは合っている。健常児よりもある意味「子供らしさ」を残している分、親としては可愛さもひとしおだ。娘は娘なりに可愛いが、長男は特別な存在だ。

それに、何処へ行くにも長男のコンディションや嗜好が優先されるので、家族での行動が多くなってしまう。出掛けるにしても、時間はなるべく短くしなければ、飽きてパニックを起こされ大変だ。

娘はお兄ちゃんが大好きで、いつも一緒に居たがる。最近は、こまめに兄のフォローもするようになってきた。家に居る時はおもちゃの取り合いで喧嘩になったりもするが、外出した際など、「お兄ちゃん、手つなごう」と兄の手を取り行動を促す。長男が駄々をこねている時も心配し、「大丈夫?」などと気遣う。長男も、何故か妹の言う事には従うのだ。僕と子供達だけで出かける際などは、大きな助けとなる。まだ3歳なのに偉いなあと感ずる。

そんな訳で、大変な反面、世間一般では得られないような、家族の結束(というほどでも無いかな?)などが有り、ある意味幸せだと感ずる。

嫁さんの友人がプルデンシャル生命に居て、我が家もお世話になっているのだが、「障害者の方が居られる家庭は、概して皆幸せそうな感じ」だと言っていた。その言葉を糧に、毎日頑張ろうと思っている。

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